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水没車SL230復活

2019.03.17

数年前の大雨で地下駐車場に停めていたSL230君が完全水没により不動となったまま8年程放置されていました。
息を吹き返せ!春の街を駆け巡れ!マイナー車種なんて言わせない!

  • SL230現在の状況。
    水が引いてからすぐはエンジンはかかっていた。でももうかからない。
    電装がどうも怪しい。
    メーター不動。
    クラッチ張り付いた。
    とにかくヤバイ

ふむ。

どっから手をつけようか!

まずはクラッチ治しましょう。必然的にオイル全交換になりますからね。

オイルはね、もうね、フレンチドレッシング。妖怪人間ベムのオープニングで試験管からどろーっと汁垂れるじゃないですかぁ。あれです。

これだけ水喰ってると腰下、腰上まで浸食してるんじゃないかなぁ。ゴブ運を。

まずクラッチ。ハウジングからすべてにおいて水滴まみれで錆びまくりです。

ちなみにこれ外した時の写真ですが組み間違えております。。

一番上のフリクションプレートがXの位置ですが正しくは〇の場所に収まるのが正解。

 

さて、ミッションもクランクもオイルポンプも水滴こそついていますが錆びは全くないようです。この感じだと腰上も大丈夫かな?

固着した全プレートを剥がして磨いて組みなおしてみました。

しかし最終調整で滑りこそしませんでしたが限界直前だったので新品で組みなおしました。

↑この写真は外した時の写真を参考に組み上げた状態ですが、ここで上記の組間違いに気が付きました。あぶない!

↑正解ルート

クラッチ、オイル終わりっ!

次っ!ブレーキ!

クラックに乗せるときは動いてたらしいのでキャリパー固着でしょう。

これは。。もうだめ!とはいえオイルは奇麗だったのでピストンシール交換せずに治ればいいなぁ。

ぎりぎりまでピストン出して磨いてシリコングリス塗布とピストン戻しの繰り返しできれいに動くようになりました。

ブレーキ終わりっ!

次っ!キャブ!これでエンジンはかかる!はず!

キャブのなかは錆びのが咲いてました。エアカットバルブなどは無事だったのでゴム系取り外してワコーズのキャブクリーナーとワイヤーブラシで
奇麗になりました。

これにてエンジンはかかるようになりました。ただキャブセッティングが不調。マニホにパーツクリーナーでエンストしました。まずゴム疑ってマニホ新品に交換しましょう。
しかしこれまた結果から言いますと症状変わらず。突き止めに時間かかりましたが原因はキャブの構造上の欠陥と言いましょうか、アクセル開閉の軸受けが露呈しているのですが開閉動作が繰り返されると軸が受けを削ってしまい二次エア吸い込むようです。

 

FTRのキャブはここを嵌め殺しにしてありますので対策されたのでしょうねぇ。


よってメインジェットを118から130に変更することで対応しました。
サイト調べるとSL230のメインを118から125.130に変えたら絶好調という書き込み散々目にしましたがおそらく皆さんこういうことだと思います。
純正セッティングから12番もメイン上げて調子よくなるはずないもんね!調子が戻っただけでしょう。

キャブ終わりっ!

さてエンジンかかるかな?ガソリンのこってるかなーーーーーーーーーーー

あータンク錆びまくりです。そりゃそうだ。キャブに錆び出てるんだもんね。

タンクはカサブタ上の錆が出てますが全体が錆びてるわけではないのでナット100個とガソリンシェイクのマジックリン洗浄で行けるでしょう。

かなりきれいに錆が落とせました。

タンク終わりっ!

これにてエンジンはガツンと復活。おそらく二次エアーは8年前から吸っていたはずなので当時より絶好調になっていおるはずです。

次っ!メーター!

まずですね、ワイヤー切れてました。これで治ると思ったら治らず。メーターの裏から軸回してみようとしたらジャリジャリと錆び音です。

パーツクリーナーとCRC666との波状攻撃にて滑らかに動くようになりました。

でも動かず!

メーターギアしか残ってないので確認しますとギア山全部なくなってました。

つまり メータ動かないのに本体動かしたのでワイヤー断線。ワイヤ新しいのに変えたけどやはりメーター動かないので今度はギア側欠ける。なんでしょうねぇ。しょーがないじゃないか!そんなん知らんがな

なんにせよこれでメーター復帰!終わりっ!

メーターギア交換時にフロントホイールベアリングもじゃりじゃりだったので近所のホームセンターでZZタイプの砲金タイプに交換。ゴムタイプでいいんですけど純正取り寄せに時間かかりますし、どうせ大して値段変わりません。

フロントホイールもこれにてストレスなく回転するようになりました。

 

電装はハーネスは問題なく、各スイッチが部分によって接触不良してましたので接点を洗いなおして、切れている電球を入れ替えただけで復帰しました。

これにてSL230 8年の眠りを経て完全復活となりました。

ヤマトのオープニングを思い浮かべてたのは内緒です。

オーナー様も思い入れのあった車両だったので喜んでいただけました。

よかったねSL。オーナーさんと走り回っておいでよ!

JAZZ フロントフォークオーバーホール

2019.01.31

販売するJAZZのフロントフォーク、えらく減ってたオイルを入れ替えるとシールよりにじみ発生。

そもそもがシール破れてオールが抜けていったんでしょうね。

 

オイルシール、ダストシールを新品に交換いたしました。

もう何本オーバーホールしただろう。。一時間もかからずにできちゃう!不思議!

 

ゴールドモンキー、6Vクランクケースを12V対応に改造中

2018.12.17
12V オイルポンプ用にオイルサイン作成

ピックアップ取付場所の壁切削とパテにて防塵処理

12Vジェネカバーにサイズ合わせせパテ盛

オイルクーラーに12V用オイルライン作成、ポイント点火からCDI点火に変更のためセンサー収納場所作成、ジェネカバーの隙間埋め込み。耐熱エポキシパテにて対応しました

ゴールドモンキー、レストア中。エンジン作成中

2018.12.17

12Vクランク、49.5mm高速L1C3ベアリングにて不動ゴルモン復活作業中。

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